当院の歯科外来でお世話になっていました、新潟大学大学院医歯学総合研究科の
高橋直紀先生が、今年度で田宮病院の診療を終えられるとの事で
患者様に音楽をプレゼントしたいと慰問会を開催してくださいました。
タイトルにある「ALONES」とは
新潟で活動しているストリートミュージシャンで先生が大学生の頃に結成、最近は福祉施設等で歌謡曲から童謡まで、
懐かしい曲を中心にボランティアで歌っておられるグループです。
詳しい活動についてはブログもされているそうなので、是非訪問してみて下さい。
さて、慰問会の様子ですが
まずは楽曲のご紹介
★1ステージ目
・上を向いて歩こう
・ふるさと(童謡)
・幸せなら手をたたこう
・川の流れのように
・切手のない贈り物
アンコール
・道しるべ(オリジナル曲)
★2ステージ目
・上を向いて歩こう
・ふるさと(童謡)
・幸せなら手をたたこう
・川の流れのように
・あの素晴らしい愛をもう一度
アンコール
・なごり雪
・道しるべ(オリジナル曲)
なんと2ステージも開いてくださいました。そしてオリジナル曲あり!
思わず2ステージ目では職員の方からアンコールし、2曲も歌って頂いたそうです。
開催場所となったのは、第6病棟(第7病棟との合同開催)、第9病棟で
第6病棟では、ライブが始まる前まで参加に消極的だった患者様が、
いざライブが始まると何度もトイレに行くふりをして様子を伺いに来られたり、
ついには空いていた椅子に腰掛け、最後まで参加されたそうです。
中には「あの素晴らしい愛をもう一度」を聞き、涙を流されていた患者様もおり、
病棟スタッフにとっても、新たな発見と驚きがいくつもあった催しとなりました。
第9病棟では、認知症治療病棟ということもあり、患者様の反応が見えにくい面もありますが、
途中で席を立つことなく参加された患者様の様子をみて、
職員は「患者様の心には響いているんだなぁ」と感じたそうです。
また、お見舞いに来てくださったご家族様からも、
「このような企画をしていただいて、大変ありがとうございます」とのお褒めの言葉を頂きました。
高橋先生3年間ありがとうございました。
そして「ALONES」、素敵な時間をありがとうございました。