先日、院内全体研修で 「新型インフルエンザ対策セミナー」 が行われ、くりも出席してきました。
世界的にみると日本の罹患率はかなり低く、国外からの感染ルートを遮断する対策のほか、メディアでの放送をしたことにより、一人ひとりがインフルエンザに対し気をつけ対策をしていたことが大きな要因だったとのことです。
これからインフルエンザが増えてくるシーズンとなりますので、病棟で患者さんにもうがい手洗いを喚起していきたいと思います。
ところで、みなさんもインフルエンザ予防接種を受けると思いますが、注射部位をもんだほうがよいか、もまないほうがよいか困ったことはありませんか?
ではでは、くりより豆知識
予防接種は接種後にもむと、組織の損傷が起こる可能性があります。また、アナフィラキシー、という接種の直後に起こる強いアレルギー反応は、もむと危険性が高まる、といわれています。そのために最近では予防接種のあとは、もまずに軽く圧迫するだけのほうがよい、と考えられるようになりました。
また予防接種の液は、注射された皮下組織にとどまり、数日かけて免疫反応をひき起こします。液をその場所にとどめておきたいので、もむ必要はありません。
とのことです。
みなさんのまわりで、もむかもまないかで困っている人がいたら、是非おしえてあげてください。
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